ソビエト革命のあだ花、そしてパオロッツィーのバラエティな芸術人生
ロシア革命から今年で100年らしい。それで様々な企画が、東京ではエルミタージュが来ていたけれど、ここ、ロンド… 続きを読む
11月です。あっという間に2013年も終わり。今年もサラヴァ紅白でこのお店は終わってゆくのか。。そのごった煮こそがサラヴァ東京の味、ってことでしょうか。今年こそ勝ちたい!サラヴァチームのリーダー、サラヴァ東京のプロデューサー、ソワレでございます。
さてここから二ヶ月は強力なイベントが目白押しで、それはそれは楽しみなのですがそうなりますと追いやられちゃうのが『Show Case』なのですね。今月は第三火曜の19日、来月はお休みとなっております。とっても楽しいこちらも闇鍋みたいなイベントで大好きなのですけれど、この間ちょっと舞台でお話しさせて戴いちゃったことをここに、書きますね。
僕は歌手でもあってプロデューサーでもあって、そしてバーのオーナーなんかもやっているのでこの頃は実業家とか呼ばれちゃって少々戸惑っていたのですが、やっぱり唄っているときは幸せだなあ、と思うのです。その理由はライトの中にいれば誰にも気を遣わなくっていいから、とか何だかポエマみたいなこと云ってても結局は唄が好きなんでしょうね。
でもってそれを気持ちよく楽しく、そして素敵な想い出にする為にひとつ大事なことに『お声掛け』ってのがあると思うのです。みなさまは自分から唄いたいぞ、ステージに立ちたいぞとの意気込みがあってエントリーするものだと信じていますから。でもそういうものはやはりなるべくたくさんの方に観て戴きたい。そう思うのが普通ですよね。そこで大事ことのひとつに「ライブやるから来てよ」って云う周りへの宣伝がある、と思うわけです。そしてひとりでも多くの方に今夜の出来ること全てを観て戴く。はっきり申しましてお客様がいないライブと云うのはひとつの失敗作なわけです。よく「一人でもお客様がいてくれたら唄います」って聞きますけど、それはたくさんのお客様の前で唄っている人が云うことであって、お客様がいないのならば(来ないのならば)わざわざにライブハウスに来て唄ったりする必要はないと思うのです。ストリートでも流しでも、はたまたホームパーティでも唄を聴いて戴ける場所はありますので。
ちょっとキツい云い方になっちゃったかもしれません。サラヴァ東京の『Show Case』は手前味噌ですがやはりとっても刺激的でよいイベントだと思うので、まず!ここを見て下さっていてサラヴァを応援して下さっている方、まだ行ったことないけどサラヴァが気になっている方には是非ともこの夜にお出掛け戴きたいと思うのですよ。そして、その為にサラヴァもリスクを負いましょう。1000円に1ドリンク付いたエントランスチャージで売り切れなかったら行き場がないおばんざいを用意して、PAさんも照明さんもバッチリ付けて、著名なゲストの方を呼んで、アンコールの方にはチャージをお返ししたり(出来ないときもありますが。。)しようでは、ないですか。勿論まだまだ勉強して、試行錯誤を繰り返して『Show Case』をよいものにしてゆきたいと思っていること、書き加えさせて戴いて。
このイベント、何度か形を変えて来ましたが一回目に出た優河はサラヴァ東京レーベルからデビュ--いたしました。ここで唄って5ヶ月後のことでした、あっと云う間。そしてサラヴァのスタッフとしてもバーカンでお酒を作っています。KEN-KENさんはオジバみたいな方ですが唄いたい情熱は誰にも負けていなくて、押し掛け女房の様にレギュラーの座を獲得いたしました。そして少しずつですが確実に熱心なお客様を増やし続けています。その前には自分の唄を見て欲しいという気持ちからお客様に毎回宣伝の手書きチラシを配っていることも忘れられない素敵なことです。
他のライブハウスさんの用に「次回はいつ」みたいなお約束が出来ないのがプロデューサーとしては辛いところなのですが、みなさまにお書き戴いたエントリーシートは大切に保管してあります。そしていつか、『Show Case』に出て下さった皆様だけでイベントを作りたいなあ、と思っています。そして、中にはお客様をたくさんお呼び下さる方もいらっしゃいます。そうなると投げ銭も不公平になりますよね。ここはサラヴァのシステムも考えなくてはいけないな、と思っています。
「お客様を呼べない人は出られない」と云っているわけではないのです。ただ、「呼ぼうとする」気持ちがないと、きっと唄もお芝居もダンスも、とにかくステージに立つことに意味がないのではないか、と思うのです。「ソロライブだったら呼べる」「10分だけでは呼びにくい」そうでしょうか?ちょっと考えてみたら1000円のエントランスチャージで他のライブハウスでは絶対にありえないブッキングでパフォーマンス出来るのですから刺激的なのではないでしょうか?普通のライブだったら3000円のチャージで1ドリンクだとしたら、そのお金でお飲物も三杯も付いているのだもの。おばんざいは1コインだし、「ちょっとお酒を呑みにいこうよ、ステージも楽しそうだよ」、って三人お客様をお呼び戴くことはそれ程大変ではないと思います。
『Show Case』とひとくちに云っても様々な形がありますよね。サラヴァ東京は毎年手打ちイベントの紅白で大騒ぎして終わり、みたいなお店ですから、ほかの『Show Case』とは違うかも知れません。でも、きっと正しい形なんでどこにもないでしょう、音楽やパフォーマンスが自由な様に。10月のショーケースは60歳のおじさまがパロディなオリジナルをご披露下さったり、ほかにやシャンソン歌手なのに嘉門達夫さんの替え歌のおばさま、ソウルな唄声のデュオ、ブルースっぽい弾き語り青年、男女のロックなユニット、アコギとお声が素晴らしいおじさまがご出演下さいました。狙ったわけでもなんでもなく順番に受け付けしていたらこうなったのですけれど、どなたもとっても素敵でした。ただ、オーディエンスが寂しかったですね。それはやはり最初に思った残念なことでした。
ちょっと長くなっちゃいました。『Show Case』これからも続けて参ります。みなさまからのエントリー、お待ちしています。ただ、メール送る前にちょっと考えて見て欲しいのです。「あいつこいつ、誘ってみよう」。それでとりあえず三人でいいからお客様を誘って見ませんか?それだけでもっといろんなところがあったかくなる筈です。そしてもっと気持ちよくパフォーマンスが出来る筈です、これは保証します。だって僕も歌手ですから、そこのところは判りますから。12月はお休みの『Show Case』。このタイミングでサラヴァ東京もスタッフ一同、お勉強してみますね。来年以降この夜がもっと輝く様になって、優河やKEN-KENみたいな『Show Case』ファミリーが増えてくれることを心から願っています。
サラヴァ東京のプロデューサーのソワレでした
ロシア革命から今年で100年らしい。それで様々な企画が、東京ではエルミタージュが来ていたけれど、ここ、ロンド… 続きを読む
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