2月最後の金土の夜はなんとお店のスタッフ総出でお芝居をしてしまいました。こんなお店ってありますか?
しかし、われわれただのスタッフではないのだ。
バーテンの彼は役者、台本を書きました。店長のぼぼはかねてから岡山で劇団ツべルクリンという一人芝居をしていました。ソワレは歌手。その他ずぶの素人。しかしシロウト程怖いものはない。 台本の上がりは当日の朝6時、セリフを覚えるのがせいいっぱいのくせにいっぱしの劇団気取りでドキドキしたり、仕事もしないで台本にぎりしめていたり。パリからのお客様レ・ロマネスクも飛び入りでお医者様の役を演じてくれました。
そう素人程怖いものはない、めくら蛇に怖じず。とはよく言ったもので、オーナーの私などはこのままブロードウエイまで行くつもりになっておりました。
でもこれって私たちはフランスで15年やっていたラストチャンスキャバレーみたい。ウエイトレスが踊り子でバーテンが歌手で。毎日違うゲストが出てきて、彼らもみなラストチャンスキャバレーのお客になってしまうのです。お客さんも芝居に巻き込まれて楽しんでくれました。そんなイベントが生まれそうです。
アフターアワーも充実で、皆で順番に歌を歌って楽しみました。
これからますますサラヴァ東京楽しくなりますよ