アツコバルー ATSUKOBAROUH arts drinks talk

finished 2016.04.09 Sat - 04.09 Sat

PARIS ×TOKYO 映像とダンスのコラボレーション作品
『CHORE/GRAPHIQUE コレ/グラフィーク』
Performance by 86B210

2016.04.09 Sat - 04.09 Sat
19:00 OPEN
20:00 START

DANCE PERFORMANCE  50min
TALK 10min
BAR TIME (22:00 last order)
¥2500

2015年9月から10月にかけて、アツコバルーパリ支店"GALERIE NORD"では第二回目のアーティストインレジデンスとして、日本のアヴァンギャルドダンサーズ"86B210"の 鈴木富美恵と井口桂子に5週間滞在制作をおこなってもらった。
現地の映像作家Guillaume Diamant-Bergerと共に、映像とダンスのコラボレーション作品を制作した。
何度も日本を訪れているGuillaumeは東京で出会った86B210の二人に、松本大洋の漫画「鉄コン筋クリート」のシロとクロ、アゴタクリストフの悪童日記、善と悪、相反する物というイメージを抱いた。
それを元に、永遠に憧れでありながら刹那的な東京という街に生息する彼女達のドキュメンタリー作品を撮影した。
現地では、アーティストのAnne Leignielや音楽家Leo Komazawaの力強い協力によりWork-in-progressも含め3回発表し、好評を得た。
今回、アツコバルーではその凱旋パフォーマンスとなる。


SOIRÉES CHORÉ/GRAPHIQUES from Guillaume Diamant-Berger on Vimeo.

Profile

86B210 (アヴァンギャルドダンサー) 
鈴木富美恵と井口桂子によるデュオ。異分野のアーティストとの共演も行い、国内外で広く活動中。その 世界観は力強く逆説的で、重々しく、浮遊するようで暴力的でたおやかで、苦痛と快楽のような相反するイメージで構成される。2013年よりArt Space呼応主宰。Art Space呼応


Guillaume Diamant-Berger (映像監督) 
シネマ・ドキュメンタリー・ヴィデオアート・日記の領域を交差的に探索し、従来のカテゴリーでは識別不能の映像作品を創作。ハイブリッド で定義しがたいその映像は思考の道筋を混乱させ未知の感覚に誘う。Guillaume Diamant-Berger


Leo Komazawa (作曲家、音楽家)
日本生まれ。和太鼓奏者として活動後、18歳でジャンベとアフリカンミュージックに出会う。セネガルとギニアでの滞在を重ねたのち、9名のパーカッショニスト、ダンサーと共にグループを結成。2012年よりフランスに移住。アコースティックおよびエレクトロパーカッションで混成された独自の音楽を展開。Leo Komazawa


 Anne Leigniel (マルチメディア・アーチスト)
状況からインスピレーションを受けたメディウムを用いて写真やデッサン、ビデオ作品を創作。欧亜を横断したパフォーマンスやインスタレーションも行い、その空気感漂う作品は、ぼかしや透明性のコンテクストの中で遊び、視覚に強く訴えかける。痕跡と消滅の間合いで往来しつつ、目にみえぬものとその束の間の対話を展開する。