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11月
15

鈴木勝秀(suzukatz.)-131115/NAKED

2013年11月15日 (金) 19:00 open 19:30 start

予約/当日 2,500円(1drink 付)


出演:オレノグラフィティ/山岸門人

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『NAKED』

初演ときの「ごあいさつ」があったので読んでみたら、もう十七年も前のテキストなのに、まるで昨日書いたみたいな文章だった。今と何も変わっていない。どうやら僕は、ずっと同じところにいるようだ。いや、いろいろなところをうろついてからまた"ここ"に戻って来た、と言うほうが適当かもしれない。
とにかく僕は今また、"ここ"にいる。キョロキョロしてはいるが、間違いなく"この先"を向いている。

さて『NAKED』について少しご説明。
1970年に『ローリングストーン誌』編集長ヤン・ウェナーが行った、ジョン・レノンのインタビューがある。『NAKED』は、そのインタビューをサンプリングして、カットアップやリライトを重ねて作ったテキストである。
つまり、基本的に『NAKED』に書かれているのは、ジョン・レノンの体験や感じ方、考え方である。しかも、僕は可能な限りジョンの言葉を生かし、自分では書かないように努めた。だから単語やアイテムを変えたりはしているが、ほとんどがジョンの発言なのだ。
だがテキストができ上がると、そこにあったのは、予想通りスズカツAとスズカツBの会話であった。僕自身が読んでそう思ったのだから間違いない。
それが何を意味しているかというと、僕はジョン・レノンから多大な影響を受けている、とかいうことではなくて、僕は「他人の言葉で喋り」、自分ですらそれと気づかないほど巧みに「受け売り」をしているということなのである。それは当然のことであり、オリジナルの言葉で喋るなどということは、本来あり得ないはずなのだ。
「あえて他人の言葉で喋る」。
初演の『NAKED』で、僕はそれを目指していた。表現における、オリジナルとかアイデンティティを否定してみせようという試みだった。

だが、あれから15年以上も経過した現在、それもまたどうだろう?オリジナルやアイデンティティなどとっくに姿を消してしまった。否定するまでもないほど脆弱な概念だったのだ。
だから、僕は今回『NAKED』を再び取り上げるにあたって、「オレノ×門人」にとても期待している。この二人なら、結局は生身の人間が一番であることを示してくれると思うからだ。そして、生身の人間だけがオリジナリティを持ち得るからだ。

それでも、今回の『NAKED』がスズカツAとスズカツBの会話に見えたら......それはサラヴァ東京付近でとても珍重される、スズカツマニアになった証である。

鈴木勝秀(suzukatz.)

鈴木勝秀 (suzukatz.) Twitter
http://www.suzukatz-cloud.com/

開場 19:00 開演 19:30 
終演後、LYNX-CLOUD連続上演推進会議 (~23:00)

予約/当日 2,500円(1drink付)

予約受付:10月15日(火)より
メールは0:00〜/電話予約は14:00〜

2018年11月 9日 更新

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