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2012年2月22日 更新

ついに始まります、アツコ・バルーの「カタリゼ」

3月8日 国際婦人デーにちなんで女3人のトークと歌を贈ります
アツコ・バルーのカタリゼvol.1 【戸川昌子 × 能町みね子】

今から100年ちょっと前のこの日、アメリカの婦人労働者たちが投票権を求めてデモをしました。それから数年、帝政ロシアに飛び火した女性のデモに多くの民衆が加わり、ついにロシア革命に発展したそうです。エジプトだって女子学生が兵隊に殴られたりTシャツをまくられた映像が流れると女たちは巨大デモを起こしました。
女の力をナメてはいけない。でも今だに個人的には、女の最大の武器はカールした髪と幼い子のふり。このギャップをどう埋めるの?
歌には真実あり。2012年3月8日、渋谷の片隅で三世代の女たちが大いに語り、歌を歌います。

能町みね子は性転換した漫画家、文筆家。戸川昌子は46歳で出産。シャンソン歌手で小説家。アツコ・バルーは3児の母でサラヴァ東京のオーナー経営者。80代、50代、30代、と三世代の女性が働こうとしたとき、働く女の名称は、戸川はBG、アツコはOL、能町はキャリアウーマンだった。その3つの呼び方に日本の女の60年間がある。

カタリゼとは「触媒」の意味。サラヴァ東京の稀有な空間で、まるで暖炉の前でワインを飲むように語り、歌うとき、化学変化がおのずと起きて、聴衆とゲストの境界線は消え、店全体が時代を漂ういかだになるでしょう。男性も歓迎です。噛みつかないので安心していらしてください。

出演:
戸川昌子
東京生まれ。戦争で父と兄を亡くし、戦後は母と二人で大塚女子アパートに入居。伊藤忠商事の英文タイピストの職を経て銀巴里に出演するようになり、シャンソン歌手となる。
銀巴里での出演の合間に楽屋で長編小説を書き上げ、1962年に戸川自身が住んでいた独身女性専用の同潤会アパート(大塚女子アパート)を舞台としたミステリー『大いなる幻影』で、第8回江戸川乱歩賞を受賞。その経歴や女流作家としてのキャラクターが、受賞時に注目される。流行作家として100タイトル近い作品を発表。
音楽活動においては、1975年に『失くした愛』、また翌1976年には『インモラル物語』と2枚のLPを発表。この2枚は2006年復刻、CD化されている。2005年には約30年振りに『ラスト・チャンス・キャバレー』を発表した。


能町みね子
北海道→茨城県出身。出版社勤務、出会い系サイトのサクラ、塾講師、不動産会社OLなどを経て、2005年より、戸籍上は男性でありながらそれを隠し、女性として事務職に就いたという実体験に基づくイラストブログ『オカマだけどOLやってます。』を開始。同ブログは好評を得て7社より書籍化のオファーを受け、同タイトルの書籍を2006年に発売して文筆家およびイラストレーターとしてデビュー。その後、タイで性別適合手術を受け、戸籍上も女性となる。OLを退職後はエッセイやコラム、イラスト、漫画へと仕事を広げ、主に自意識過剰な女性について多く執筆。鋭い観察眼から生み出されるユーモラスかつ濃密な文体で、「文化系女子」と呼ばれる層から圧倒的支持を得る。著書に、『くすぶれ!モテない系』(文春文庫)、『お家賃ですけど』(東京書籍)、『たのしいせいてんかんツアー』(竹書房)など。現在、「言葉尻とらえ隊」(週刊文春)、「雑誌の人格」(月刊装苑)、「ときめかない日記」(幻冬舎ウェブマガジン)など、多数の連載をかかえる。
また、シャンソン歌手ソワレに誘われるまま、2010年12月からたまに人前でシャンソンを歌う。家では日本のパンクやハードコアを聴いている。


司会と進行:
アツコ・バルー(サラヴァ東京店主)
東京出身。仏文科、桑沢デザイン研究所を経てフランスに渡る、インディレーベルサラヴァに参加して80年代より多くの才能を世に出す手伝いをする。2001年より活動を日本に移し、ラミュゼを立ち上げてクロスメディアの文化企画をする。2011年より渋谷Bunkamura前にサラヴァ東京を開いてすべての表現に発表の場を与えている。

ピアノ:中上香代子

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