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STAFF BLOG - 2013.03

2013年3月19日 更新

汚れたこの俺が!

ふたつのギターが奏でるメロディー、きざむリズム、そこにシルクのようにしなやかに寄り添うマルシオの声。そのすべてを自分の身体が驚くほどに受け入れてしまう。この汚れた私でさえ純粋になってしまう時間でした。産まれたての子供のように、不純物のない純水のように、すべてを吸収してしまえる気がしました。何にも邪魔されない音と声が、直に届く!
ひとときの美しい空気を身体全体で感じました。
まとめると、めっちゃ良かったってことです。(ボボ)

マルシオ.JPG

【2013/3/19(火)】Márcio Faraco Live in bar buenos aires

2013年3月18日 更新

優河がみた「ことばのポトラック」

いろいろな記憶があり、風景がある。
人間ひとりひとり、ちがうものを感じている。

同じ場所で同じものを見ていて、
そのときは誰かとそれを共有していたとしても
見ていた景色は、その人の生きてきた中で得た様々な要素によって
個々に色が足され、色が消える。

言葉というものは、きっと分りやすい例えだと思う。
言葉、ひとつひとつを聞いたり、読み上げたりしても
同じ文書であれば、人により違うことはない。

けれどそれから少し時間が経ち、自分の中で消化が始まると、
それはそれぞれまったく違う姿へ変わり、
そしてまったく違う、背景を持つことになる。

朗読の内容によく耳を傾けることは前提だけれども、
同じ時、同じ場所に居合わせた人々がどれほど広く、そして奥の深い風景を
その頭の中に、こころの中に繰り広げているか、を想像することができるのも、
ライブならではの面白さだと、今回の「ことばのポトラック」に参加して改めて思った。

始まりが暗くたって、いいじゃないか というような(確か)一行の台詞が、
なんだかすごく、このイベントに馴染んでいた。(優河)

登壇者一枚.jpg

★大越元さん(日本仕事百貨)が撮影してくださいました。

★「ことばのポトラックvol.9 春に」の facebookで、この他の当日の写真もご覧いただけます。

★大竹昭子さんのHP、カタリココ でも報告記事がアップされています。

【2013/3/16(土)】ことばのポトラック vol.9 春に

2013年3月18日 更新

女な~

ナナコというひとりの女性を世代別に七人の女優が演じる。七歳のナナコから六十七歳のナナコ、そして七十七歳のナナコ。七人の女優がそれぞれに解釈したナナコが私には見えた。そして、それが世代ごとに変化していくナナコの心境を見事に表現している。青春の色、海の音、カモメの声、春の匂い、空間の演出も役者の声と動きで表現していて心地よい場になっていた。リーディングだからこそうまれる空気感だった。また、お母さんやおじさんや彼氏やおばぁちゃんや学校の先生やクラスメイトや夫などの名脇役たちがなんとも面白い。個人的に主演兼助演女優賞を差し上げます。七個!もちろん、脚本賞も!
とても素晴らしい舞台でした。
そんな夢を見た。
と思ったら現実でした。
(ボボ)

【2013/2/9(土)-2/10(日)】On7 第0回公演『Butterflies in my stomach 〜ななつの音色で奏でる、大人のための絵本の時間〜』

2013年3月14日 更新

ライブ音楽ってなあに?

二周年のイベントの最後を飾ったのが清水靖晃とマイア・バルーのセッションライブ。たぶん今の若者の多くがこれを聞いたらわけがわからなかったと思う。

ものごころついてからずっとダウンロードした音楽ばかり聞いてきた人たちにとって、こういう生き物としての音楽ってびっくりすると思う。というか以前実際に、子供の友人(10代)がうちのライブハウスにきて「これ何?ジャンル何?」と大変不安そうにしていたことがあったのだ。真空パックやスーパーのトレイに収められた切り身を魚と思っている子供が海でぴちぴち跳ねている魚をみて、触ってぬるぬるしていて、血も出ていて、仰天して後ずさりするような、そんな感じだった。

ダウンロードの音楽は音の幅が狭いらしい。音質だってシャカシャカして深さや広がりがない。それになにしろ工業製品になっているのだからフォーマット化されちゃっている。そういうものなのだ。大人はそうではない生の音楽を知っているからいいのだが、大人でさえ、そういう生モノに触れる機会はどんどん減っている。

今回の二人のセッションはまさに生モノ。聞いている方もハラハラ、まるで音の会話、しかも台本のない。声、サックス、ピアノ、フルート、それだけしかない。二人しかいない。でもなんという豊かな音の世界。

同じ音楽、という括りでいいのかな?と考えてしまうほど、ライブとダウンロードされた音楽は違う。それは生き物と真空パックの違い、今の瞬間と段取りの違い。

若者をライブハウスに引っ張り込もう。だってそうでもしないとライブ音楽は滅びてしまうかもしれない。段取りだけの人生なんて死ぬほどつまらない。ずっとときめいていたい。

動画で見られます。あの日のライブ。 (アツコ・バルー)

https://www.youtube.com/watch?v=SgSyAXYGZdM
https://www.youtube.com/watch?v=WTkXUAVTvqI
https://www.youtube.com/watch?v=JtnWVyKHHJs
https://www.youtube.com/watch?v=NZjUTmCAaNc

2017年4月24日 更新

ソビエト革命のあだ花、そしてパオロッツィーのバラエティな芸術人生

ロシア革命から今年で100年らしい。それで様々な企画が、東京ではエルミタージュが来ていたけれど、ここ、ロンド… 続きを読む

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