TOP > STAFF BLOG > 月別アーカイヴ

STAFF BLOG - 2012.04

2012年4月20日 更新

喋りたがりのアツコさんと聞きたがりのアツコさん

サラヴァ東京が入っているビルの7階に、サラヴァ東京の事務所があります。

ある日、そこでスタッフミーティングしているときに一人の女性が訪ねてきました。
「こんにちはー」
その女性がブーツを脱ぐか脱がないか、玄関先のその女性と部屋の中にいるサラヴァの店主アツコさんは、お互いの顔をみて突然「あっちゃん〜」「わーあっちゃん〜」「えー久しぶり〜」「ほんとほんと〜!」
まわりの人たちはポカンと置き去り、二人はきゃっきゃと女子盛り上がり。
なになに??

...というのが、高泉淳子さんとアツコ・バルーとの再会でした。
その後、高泉淳子さんは別の部屋で別の人との打合せに入り、こちらはこちらでサラヴァのミーティングを続行。
「今度のカタリゼ、どなたとやろうかしらね〜」
初回の「アツコ・バルーのカタリゼ(※1)」では、戸川昌子さんと能町みね子さんをお迎えして、三世代女子トークでした。
そろそろ2回目を...と考えていたところでした。
そこで、ふとアツコ・バルーはつぶやきました。
「あっちゃんとやってみようかしら」
打合せを終えられた高泉淳子さんと久々かつ偶然の再会をわかちあいながら、アツコさんが淳子さんをお誘いしてみたのでした。

この偶然と瞬発力、で展開してしまうのが、いかにもサラヴァらしい瞬間。

私は私で、最初に高泉さんが事務所の玄関に現れたとき、この声どこかできいたことある!と記憶をほりおこすこと1〜2秒、その声は「山田のぼるくん」でした。20年以上前です、ランドセルしょって、特徴ある声で、ちょっとシニカルなものいいをする少年に扮していたのが高泉淳子さん。「遊◎機械/全自動シアター」という不思議な名前がなんだか気になって観に行ってみた演劇、でした。そんな、私にとっては演劇初体験に近い舞台の上にいた女優さんを今の仕事場であるサラヴァ東京の舞台でみることになるわけです。

喋りたがりのアツコさんと聞きたがりのアツコさんがサラヴァのステージでどんな関係をみせてくれるのか、フタを開けてみないわからないのがサラヴァ東京の醍醐味、二十年の時間の流れ、そして「偶然と瞬発力」で実現する、2012年版アツコ×アツコです。カタリゼにふさわしい二人組、となりました。(スタッフ:くらもと)

※1 カタリゼ(Catalyser) とはフランス語で触媒のこと。アツコ・バルーが、毎回才能あふれる人をお呼びして、お話、音楽などを通して化学反応を引き起こさせてもらいます。

★アツコ・バルーの「カタリゼ」vol.2
喋りたがりアツコ × 聞きたがりアツコ

『タカイズミ流おいしい人物の作り方』
ー絶対とかそういうのって、この世にはないのよ―

2012年5月25日 (金) 19:00 open 20:00 start
Adv. 3,800円(1drink付) Door. 4,300円(1drink付)

2012年4月20日 更新

インターンシップ、体験談

 3月2日から2週間程、インターンシップということでSARAVAH東京さんにお世話になりました、京都造形芸術大学の学生です。この度はブログを書かせていただくことになりまして、少しだけ乱文拙文にお付き合いいただければと思います。

 初日、ずっと連絡などをしてくださっていた飯塚ディレクターと面接をして、いきなりその日から入ることになり、「やりたいことがあれば言ってね」と言われました...。始めは状況に飲まれそうでついて行けなくて...焦っていたけれど、それでもイジリ続けてくれたスタッフのみなさんに感謝しています。やさしく声をかけてくださった谷戸さん、ありがとうございました、リラックスできました!
 机を並べたりリハーサルを見ながら照明を調整したり、オープンまでの空間作り、お客さんと出演者の方々への気配りが徹底されていました。

IMG_3376.JPG
 照明やお酒の作り方についていろいろと教えてくださったスミさん。多くを語らない感じが素敵でした!
 厨房ではマサオミさんにあれこれ仕事を振ってもらい、普段決して学べないようなことを教えていただきました!背中がかっこよかった!!
 ボクちゃんさんの独特の雰囲気は誰も真似できないところがあって、楽しかったです。スミさんへの半セクハラはほどほどでお願いしますね......。
 年齢の近かったドイさんとは将来の仕事についてのお話をして、「やりたいことがあるなら、その方向に向かっていくのがいいよ」と力強い言葉をもらえました。

 店長のボボさんは、スタッフにも気持ちよく仕事をしてもらう雰囲気作りを意識し、かつ、お客さんに対しての心遣いもやりすぎず退きすぎずの絶妙なバランスでした。なんでも笑いに変えてしまうし広く全体を見ていてこれまで出会ったことのない天才と変態とエロを足して2で割ったようなタイプの方でした!

 最終日、お店が終わったあとボボさんに飲みに誘っていただきました。そこで話したことはここでは言えないけれど、きっと忘れないと思います。すさまじくハレンチで群を抜いて面白い話。あと、ソワレさんのダチョウの話は今書きながら思い出し笑いしてしまいました...。また聞きたいな...。

「ここで終わりじゃないからさ、つながっちゃったから」というボボさんからの言葉に涙をこらえながら、きっとソワレさんにはヤマちゃんと呼ばれ続けるんだろうなと思って笑える今がうれしいです。

来る人会う人、「なんでここに来ちゃったの!?」と口をそろえておっしゃっていましたが...、まるで夢の中を泳いでいるようなそんな感覚でした。けっしてボーッとしているわけではなくていつもと違う重力の中で生きている感じ。

 それぞれにとって特別な日の始まり、そのきっかけになるようなそんな場所でした。日々、色の違うイベントが行われ、そのライブ=生感に圧倒され、お客さんの笑顔に感動し、アーティストを尊敬し、、、
 潮田さんを始め、多くの方々に感謝しなくてはと思います。本当にありがとうございました。またお邪魔させてください◎

京都造形芸術大学 3回生 ASP学科 河原功也

2012年4月11日 更新

都築響一さんより。

5月11日にコラアゲンはいごうまんさんと共演する都築響一さんが、ご自身のメルマガで紹介してくださいました。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【告知】コラアゲンはいごうまん × 都築響一 トーク&ライブ
連休明けの5月11日(金曜日)、コラアゲンはいごうまんのソロ・ライブが渋谷で開催されます! タイトルが僕とふたりのトークライブとなっているように、最初と途中で僕も、ステージでコラアゲンさんと話させてもらいますが、実質は彼ひとりの2時間単独パフォーマンス!
いままで湯島のミュージックバー「道」やDOMMUNEなど、何度かコラアゲンはいごうまんの舞台をお手伝いしてきました。でも、今回の舞台は渋谷。それも東急文化村おとなりの「サラヴァ東京」という、素晴らしいライブハウスです。お酒もゆっくり飲めながら、あのひたすら熱いパフォーマンスに酔い痴れられます!
もうご存じの方も多いでしょうが、コラアゲンはいごうまんは「体験ノンフィクション漫談」という分野をひとりで切り開いている、稀有な芸人です。「武闘派ヤクザの事務所に住み込み」とか、「女王様の奴隷入試を受験」とか、ものすごい体験をみずからに課し、それをだいたいひとネタ30分から1時間にまとめるという・・・つまり30秒で笑いを取らなくてはならないテレビにはまったく整合しない、だから飲み屋、公民館、ライブハウス、民家などなど、全国津々浦々の地べたの片隅で、自分だけの芸を披露しながら日本を何周もしつづけている、真のストリート・パフォーマーです。

コラアゲンはいごうまんのブログ『僕の細道』
こちらでコラアゲンはいごうまんのスケジュール、日々の活動報告、動画リンクなどすべてチェックできます。youtubeにもたくさん上がっているので、ご覧ください。

僕は昭和の漫才は大好きだけど、最近のテレビ系MANZAIにはほとんど興味がなくて、滅多に見ることもないのですが、このひとだけはほんとうにすごいと、こころから思います。youtubeなどでも彼の舞台は見られるので、未見の方はぜひチェックしていただきたいですが、その芸の真価はナマの舞台を体験しないとぜったいに伝わらないと思うし、それがこういう形でみなさんに提供できることになったのは、すごくうれしい。けっこう広い会場ではありますが、なるべく早く予約していただけると安心かと思います。サラヴァ東京 予約ページ 
 
【アフターアワーズ:編集後記】
告知でご紹介した渋谷の「コラアゲンはいごうまんライブ」、みなさんとお会いできるのを楽しみにしています。
ところでその、サラヴァ東京というスペースを運営しているアツコ・バルーさんは・・・本人がサイトで書いちゃってるのでここに書きますが、僕とは中学の同級生。しかも名前からわかるように、あの『男と女』のピエール・バルー夫人でもあります。ちなみに去年の秋から冬にかけてPARCOのキャンペーンでフィーチャーされたマイア・バルーは、おふたりの娘さん。もう全員チャーミングすぎる家族で、「こういうファミリーもあるんだなあ」と溜息つくしかない感じですが、そのピエール・バルーとアツコさんたちが運営しているレーベルが「SARAVAH」。ヨーロッパ最古のインディーズ・レーベルであり、ビエール・バルー本人の音源はもちろん、ブリジット・フォンテーヌなど、僕の人生にも決定的な影響を与えた音楽を出しつづけてきた貴重なレーベルです。サラヴァ東京を運営するアツコさんの「ラミュゼ」のサイトに載っている、サラヴァの発足エピソードがすごくいい話なので、ここに転載しておきましょう――。(ラミュゼサイト内へリンク)

こんなことを書くのはちょっと恥ずかしいけれど、映画『男と女』はたぶん50回ぐらい観た、人生でいちばん好きな映画のひとつです。そんな憧れのアーティストと、ほんとに偶然に知りあえて、2007年には対談することもできました。
 
こんなふうに同じ場所で活動を共にできるというのは、幸せという以外のなにものでもありません。もちろんコラアゲンはいごうまんのライブには来ていただきたいですが、ほかの日も彼らならではのユニークなイベントが目白押しなので、ぜひ定期的にチェックしてみてください! 
また、アツコさんたちは新宿御苑そばという超都心の一角に、信じられないような庭付き邸宅を所有。「ラ・ケヤキ」と名づけられた昭和の洋館や1000平米の庭園を使って、いろんなイベントを催しています。こちらもあわせてご覧あれ。
新宿の森の中の一軒家、ラ・ケヤキ

2012年4月 9日 更新

林正樹&マイア・バルーのセッションライブ映像、一般公開しました。

2011年6月15日 SARAVAH東京

kokopelli

イノシシとの決闘

2012年4月 2日 更新

バガボンドな夜にお客様は帰るのを忘れ

3/30日は信太美奈あねごひきいるバガボンドナイト。サラヴァではもうおなじみになったサックスの大石俊太郎君とすずめちゃんことピアノとボーカルの小田朋美ちゃんがトップバッター。
このチャーミングな若い女性は先週芸大を卒業したフレッシュそのもののアーチスト。火曜日に時々催すショーケースに登場して以来、サラヴァで時々演奏してくれます。たまたま、「ことばのポトラック」に出てもらっている佐々木幹朗さんの弟子でもあって、これは主体的偶然。偶然なんてないんだ、近しい人たちは知るべくして知りあう、そういうのを私は主体的偶然と言います。

お二人は息のあった演奏で、美しいハーモニーを聞かせてくれました。


次はパントマイムの加納真実さん、シュールなパントマイムで皆さん、大笑いでした。この方の芸は説明できない。見なきゃダメ。

そして最後はケヤキオールスターズこと信太美奈と3人のイケメン。秋田ゴールドマン(ベース)/数井塁(ドラム)/駒沢れお(パーカッション)初めてお披露目した歌がVivre(生きる)でした。ピエール・バルーの作詞にちひろの訳詞、マイアも歌っている力強い歌です。歌手ならたぶん誰でも言いたい「もし私が樹木だったら枝を広げ、地球に影をつくてあげる。もし私が火山ならば恐ろしい火でマグマ飛ばし爆発させる...」でも私は震える声で歌うことしかできない。けれど人生に声を混ぜていくだけが私にできること・・・という人生の誓いの歌です。そのほか井上陽水の歌もあったし、全部はわかりませんが、美奈違って美しい歌ばかりを選んで歌っていまし。ミュージシャンもとても4人の息が合って、みんないいけど、おと数が少なくて適材適所の音を出すベース、ルイもレオよく調和して、つまり素晴らしかった。

美奈さんの歌に合わせるかのように飛び入りで入ってきたのがカズマ・グレンというダンサー。彼は南アフリカと日本人のハーフで世界を放浪するダンサー、大きな体がゴムのように曲がりくねりスパイダーマンみたいに舞台からお客様のテーブルの上に。舞台と客席の間はもはやなくなって、テーブルの上に大きな男性が乗っているってことも不思議じゃなくなってきます。

ステージが終わった後も、こういう夜ってお客さんは帰らないのですよね。魔法がもっと続くように、あたらしい出会いがあって、酒があって笑いややさしい友情があって。それでカズマ君は終電を逃しました。

2017年4月24日 更新

ソビエト革命のあだ花、そしてパオロッツィーのバラエティな芸術人生

ロシア革命から今年で100年らしい。それで様々な企画が、東京ではエルミタージュが来ていたけれど、ここ、ロンド… 続きを読む

Archives