日本人は繊細な感覚を持っているものの、シャイで自分の意見を述べたり、ましてや意見を戦わせるのが苦手です。しかし、ビルの1室ではなく、レトロな住宅の中でゆっくり時間をすごしているうちに心がほぐれ、自然と見知らぬ同士が話をはじめる。そんな良い時間を持てるのがこのラ・ケヤキの魔法です。従来の文化のように一言も口をきかずに参加してそのまま帰ってしまうのではなく、交流してこその文化だと思います。
文化交流の基地であり、私たちが静かに学び、食の問題や地域の問題など語り合う場所にしたいと思い、継続できるイベントと滞在型イベントを主に行いました。
渋谷松濤の2つの場所、ライブハウス「サラヴァ東京」、アートスペース「アツコバルー arts drinks talk」とともに、ここ「ラ・ケヤキ」でも文化活動を行いました。
ラミュゼ主宰 アツコ・バルー