2011年6月29日 更新

6月28日の櫻田宗久さんのイベント

映像作家2名が4台のプロジェクターとビデオカメラを駆使して投影する映像は不思議で美しく、都市の白昼夢のよう。
ステージの上で歌う歌手をビデオが写しそれを増幅させて壁に投影すると現実がスクリーンの世界に入りこんでいるのかビデオが現実を侵食しているのかわからなくなってきます。

1部はエルナ・フェラガ〜モによるファッションショー。雪女のようなエルナが白装束で現れ、舞台の上で次々と白い綿や布、木の枝をまとい、老いた白い鹿に変身していく。

次はなんとチンドンと民謡、と言っても普段民謡を歌わないソワレがうたうととてもいい味わいがあった。優河の「19の春」と「林檎追分」も、美しかったし、ゲストのマイアの佐渡情話も不思議でよかったです。これは、まさに今の日本、ファッションと映像、そしてルーツ音楽の再訪と言った素材に光を当てる「ツボ」の企画。

クールジャパンと外国人が称賛する日本の文化イベントでした。

このようなオリジナルで心のこもったイベントをしてくれた櫻田さんに拍手!!

潮田 バルー あつ子
アツコ・バルー
Atsuko Barouh

ラミュゼ主宰 / 通訳・翻訳家


ラミュゼ主宰。パリ第五大学人類学科卒業。フランスのインディレーベル『SARAVAH(サラヴァ)』の運営に1988年より関わる。2002年『L'amusée(ラミュゼ)』設立。滞在型イベントハウス『ラ・ケヤキ』(2003年)、ライブハウス『サラヴァ東京』(2011年)につづき、アートスペース『アツコバルー arts drinks talk』(2013年)をオープン。渋谷を拠点に文化の交流と発信に情熱を傾けています。

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