アツコバルー ATSUKOBAROUH arts drinks talk

current 2017.03.18 Sat - 04.23 Sun

バロン吉元 / 寺田克也 バッテラ【bateira】展

BARON YOSHIMOTO /KATSUYA TERADA 【BATEIRA】

2017.03.18 Sat - 04.23 Sun
Wed - Sat 14:00 - 21:00
Sun & Mon 11:00 - 18:00
Closed on Tue
¥500 (includes a drink)

様々なカルチャーを越境しながら、独自の創作を現在進行形で探求し続ける稀有のアーティスト、バロン吉元・寺田克也。
それはマンガなのか、イラストレーションか、もしくはアートであるのか。両作家の作品の前では、ジャンルの隔たりは意味を成さない。クロスオーバーに筆を振り立て続けるアウトサイダーの競演が、アツコバルーにて実現する。
作家名の頭文字をつなげた「バッテラ」。その単語を聞いて、我々が真っ先に思い浮かべるのは他でもなく、鯖を酢でしめた寿司のネタだろう。しかしバッテラというワードの持つ本来の意味は、ポルトガル語の【bateira】、つまり「小舟」を指す言葉である。バロン吉元と寺田克也、ふたりの独立独歩たるアーティストは、アツコバルーという小舟に乗り合わせる。
互いをどう意識し合い、なにが生み出されていくのか。過程はある時ハプニングと化し、未体験なる未来を照らし出す。小舟が進みゆく先を。

2016年11月 エ☆ミリー吉元

美術の主流は未だ西洋にある。いわゆる威張っている評論家、値段の高い作家達の大部分が西洋に住んでいる。だからそこで評価は決まる。でも投票で評価が 決まるとしたら、つまり観客票があるとしたら優位なのはアジアのアートだと思う。その中でも東アジア、特に光るのが日本のマンガである。 バロン吉元と寺田克也はそんなマンガ大国日本でも指折りの作家。どこからどこまでがイラストで、はたまたマンガでどこからが絵画なのか、もはや考える事 は野暮である。ただ味わい酔いしれたい。バロン~寺田~→バロ~てら~→ば~てら→バッテラ→Bateira!! 思うだけで垂涎の初共演にドキドキしている。

アツコ・バルー

Event

公開制作
会期を通して完成していく最新作の制作過程を間近でご覧いただけます。
◉作家来廊日 (14時から制作開始予定)
・バロン吉元:3月26日(日)、4月9日(日)、4月16日(日)
・寺田克也:3月25日(土)、4月9日(日)、4月15日(土)
※追加公開制作日は随時ウェブで告知致します。
※予約不要。入場料でご覧いただけます。

トークイベント  【定員となりましたので予約受付を終了いたしました。】
◉2017年4月8日(土) 19:00~21:00 (18:30受付開始) ¥1000 (1drink付)
バロン吉元×寺田克也 ゲスト:都築響一

※イベント当日の通常営業は、18時までとなります。
※定員60名。要予約。

予約:ab@l-amusee.com / 03-6427-8048
希望日・お名前・人数・お電話番号をお知らせください。

Profile

バロン吉元
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旧満州生まれ、鹿児島県指宿市育ち。1959年の漫画家デビュー後は、1970年代にかけて巻き起こった劇画ブームの全盛期を築いた劇画家のひとりとなり、代表作である「柔侠伝」シリーズ、「どん亀野郎」「殴り屋」等、多数の作品を発表。しかし人気絶頂であった1980年、全ての連載を終わらせ突如単身渡米、マーベル・コミックで執筆。帰国後は漫画と並行して一枚絵の制作を始める。1997年、第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。2003年、文化庁指名により第一回文化庁文化交流使としてスウェーデンへ赴任。現在に至るまで国内外で展覧会を開催。2017年は「バロン吉元50周年」のアニバーサリーイヤーとなる。

寺田克也
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漫画家、イラストレーター。1963年岡山県出身。漫画執筆や、ゲーム、アニメのキャラクターデザインなど幅広い分野で活躍。メビウスを代表とするバンドデシネと、日本の伝統的絵画における線や陰影の表現を併せ持ったオリジナルな作風は、日本のみならず海外のファンも多く持つ。代表作に漫画「西遊奇伝・大猿王」「ラクダが笑う」。ゲーム「バーチャルファイター」シリーズ、「BUSIN」、映画「ヤッターマン」「BLOOD」、テレビ「仮面ライダーW」のキャラクターデザインなど多数。2013年には京都国際マンガミュージアムにて、総括ともなる大規模な企画展「寺田克也 ココ10年」を開催。2016年の12月17日からはLAのGiant Robot2 Galleryでも個展が開催される。


キュレーター
■エ☆ミリー吉元
1993年東京都出身。女子美術大学洋画専攻卒業。在学中にスクール・オブ・ヴィジュアルアーツ(NY)、ラフバラ大学(UK)へ留学。2010年よりアート団体「愉嗚呼社」のメンバーとしても活動。主な展覧会「シブカル祭。」(渋谷パルコ)「愉嗚呼社プレゼンツ 愉界シリーズ ~第一弾 愉壁~」(Hidari Zingaro)「バロン吉元の脈脈脈」(TWS本郷)等。2015年より、父・バロン吉元のプロデュースを始める。


Baron Yoshimoto and Katusya Terada are unusual artists who continue to produce unique works, exploring their personal approach to the creative process, encompassing wide range of art practice. Is it manga? Is it illustration? Is it art? Their works cannot be defined by any particular genre. An exhibition of two outsiders, who continue to work across different artistic disciplines, will be realized at atsukobarouh.

'Bateira' takes part of the names of each of the artists. The word, will no doubt remind you of 'battera' sushi, made with pickled mackerel. In fact, the word 'battera' derives from 'bateira', a Portuguese word for a small boat. Two artists, Baron Yoshimoto and Katsuya Terada, each on their own paths, come together on a small boat called atsukobarouh.

What influences will they have on each other's practice? What will result from their coming together? The process will, at times, lead to unexpected results, shedding light on an as yet unexperienced future where the small boat is heading.

by Emily Yoshimoto (exhibition curator)