アツコバルー ATSUKOBAROUH arts drinks talk

finished 2013.03.21 Thu -

オープンハウス&スペシャルトーク
「EVIL MEDIA COMPOSTED」

Open House & Special Talk「EVIL MEDIA COMPOSTED」
YoHA(Matsuko Yokokoji + Graham Harwood)/ Shu Lea Cheang

2013.03.21 Thu -
16:00-18:30 Open House
19:00-21:00 Special Talk
Entrance FREE

シューリー・チェン
YoHA(横小路松子+グレアム・ハーウッド)

 2月にベルリンで開催されたフェスティバル「transmediale 2013」で、インスタレーション《悪のメディア流通センター(Evil Media Distribution Center)》を実現したばかりのYoHa(ロンドン)の2人と、パフォーマンス《都市に堆肥すること/ネットに堆肥すること(Composting the City | Composting the Net)》を発表したシューリー・チェン(パリ)。現代の情報環境にセンシティヴかつ批評的に斬り込むプロジェクトで国際的に注目される3人のヴィジョンや実践を共有できるトークを開催いたします。今回のトークでは、これら最新プロジェクトに加え、過去の作品を紹介しながら、アートの理論と実践、そしてメディアとエコロジーの変容などについて語ります。

 YoHaの《悪のメディア流通センター》は、マシュー・フラーとアンドリュー・ゴフェイが最近出版した『悪のメディア(Evil Media)』(MIT Press、2012)へのアーティストからの応答となっています。Googleの「悪に染まるな(Don't be Evil)」というスローガンを出発点に、《悪のメディア流通センター》は、現代のコンピュータによるネットワーク化されたメディアのグレーゾーンに注目し、そこにおける技術文化的なオブジェを集めたもので、現在のメディア実践の複雑な文化的意義をさらに検討するための一連の戦略という形式を取るものです。

 チェンの《都市に堆肥すること/ネットに堆肥すること》は、私たちの毎日の食の廃棄物と共有されたデジタルのコモンズの発酵と断片化の平行した生成過程を分析するものです。パフォーマンス/インスタレーションとして展開される《都市に堆肥すること》は、都市の食廃棄物の管理システムを調査し、《ネットに堆肥すること》はネット文化の蓄積されたデータを明らかにしようとします。今回のトークは、かつて《Moving Forest(移動する森)》(2008-2012)で共同作業を行なった3人が、日本の皆さんと意見や文化的視点の交換を行なうまたとない機会となるでしょう。

(訳協力:毛利嘉孝)

Profile

YoHA(横小路松子+グレアム・ハーウッド)
アーティストグループ Mongrelやフリーメディアラボ Mediashed(英国サウスエンド・オン・シー)の設立、《Tantalum Memorial》(リチャード・ライトとの共作、2009年にtransmediale賞受賞)など、「フリーメディア」「エコメディア」「ソーシャル・テレフォニー」を基軸にした活動を介して、グローバル化した世界における権力とアートそしてメディアの関係を探索している。
http://www.yoha.co.uk/

シューリー・チェン
アーティスト、コンセプチュアリスト、ネットワーカー。ネットワークをベースにしたインスタレーションやコラボレーションによるパフォーマンスを精力的に展開する。NYのグッゲンハイム美術館初のネットプロジェクト《BRANDON》(1998-99)以降、映画やアートにSF的ナラティブを導入し独自の世界を構築。《Buy One, Get One》(ICC,1997)や監督した映画『I.K.U.』(アップリンク、2000)など日本での制作多数。2013年のプロジェクトに
《seedsunderground.net》《accidental-landing.mobi》がある。
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